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シンポジウムの記録
主催 ● 都市環境デザイン会議 四国ブロック
後援 ● 丸亀市、善通寺市、善通寺市教育委員会、宇多津町
会場 ● スペース114(丸亀市本町1-1)
まちなかの建物ストックの活用は、これからの「まちなか再生」のカギといわれています。
このシンポジウムでは、“起業などを希望する入居者が地域に馴染み暮らせるよう、建て方・住まい方・暮らし方をコーディネートする京都の不動産業と設計者のお二人” と “解体からはじまる制作プロセスに自ら関わり、新旧組み合わせのバランスで新しい空間を創造する大阪の設計者” から事例報告を受け、リノベーションをキーワードに「まちなか再生」について一緒に考えます。
《報告》
1.景観を保ち、まちの魅力と活力を高める「京町家のリノベーション」
・山口憲二さん(まち計画・山口研究室)
・井上信行さん(京町家専門の不動産・エステイト信)
2.部分的に手を加えるという方法で「新しい空間を生み楽しむリノベーション」
・幸家太郎さん(幸家太郎建築研究所)
3.宇多津町のまち並み
・蛭子さん(宇多津町役場)
4.てごねっと石見の取り組み
・盆小原さん(てごねっと石見)
《依頼した報告の要点》
1.リノベーションの仕事を始めるようになったきっかけは?
2.町家や長屋、古い建物の可能性とその魅力は?
3.古い木造住宅の問題点(短所)と魅力(長所)は?
…問題点を見極め適切に処置するには
…可能性を見つけ出して長所を伸ばすには
4.「所有者」と「利用者」どうやって出会うのか?
…従来の不動産流通との違いは
…設計者や施工者の出番や役割は
5.仕事はどうやれば成り立つのか?
…設計の報酬は
…不動産の場合
…事業を動かすシステムは
6.まちの活力や賑わい、景観などへの効果や影響は?